寒波到来!東京の賃貸アパートの水道管や給湯器も凍結

今年の冬は例年より寒いですね。

アパートを管理していると、寒い冬には何かと設備のトラブルが起きがちなので天気予報には敏感です。

東京でも10年に1度といわれる大寒波が到来しました…

目次

東京にも大寒波到来!水道管凍結による水漏れ多発

東京都下のアパートでは、真冬に水道管が凍結して破裂したり給湯器が故障したという話はよく聞きます。

弊社が管理する都内の賃貸アパートでは、凍結による故障などはそんなに多くありませんでした。

が、今年の1月下旬、東京都心でも最低気温がマイナス4度に!!

地球って温暖化じゃなかったの…?!

そんな予想外の寒さに、管理アパートの水道管が破裂したり空室ではない部屋の給湯器までもが破損して水漏れという事態に。

営業時間中、入居者さんやアパート近隣の方からの電話が鳴り響き、対応に追われました。

修理をお願いした水道屋さんの報告では、今回の破損の原因のほとんどは、

  • 日陰に給湯器が付いている
  • 風が直接当たる場所にある

という2つの条件が揃ったところの給湯器や水道管だったとのこと。

雪の予報が出ただけで大騒ぎするくらい寒さにはめっぽう弱い東京…

今回、弊社でも改めて管理物件の寒さ対策を今一度、見直さなければと話し合いました。

水道管や給湯器の凍結防止対策

水道管はマイナス4度を下回ると凍結する場合が多いといわれています。

凍結防止対策は、

  • 蛇口から少量のお水を出し続ける
  • 水道管に保温材を巻く
  • 給湯器の水抜きをする

などがあります。

給湯器に関しては、新しい給湯器なら外気温が下がると自動的に凍結防止モードが働く場合もあります。

寒冷地仕様の設備機器も多くあるみたいなので、弊社でも寒波対策の備えに色々と勉強してみたいと思います。

給湯器などガス機器の凍結防止対策は東京ガスのHPも参考にしてみてください。

それでも水道管が凍結してしまった時の対応は、

  • 水道管をぬるま湯でゆっくり温める(熱湯はNG!)
  • ドライヤーの温かい風を当てる

また破裂してしまった時の対応は、

  1. 水道メーターBOXのバルブを閉めて水を止める
  2. 管理会社等へ連絡

詳しくは東京都水道局のHPでも確認!

東京都心では水道管が凍るほど寒くなることは少ないので、あまり認識されていませんが、入居中の凍結による室内の水道管の破損は、基本的に入居者の責任になります。

もし寒い時期にお部屋を長く空ける場合は、

  • ブレーカーを落とさない
  • 自分で出来る凍結予防対策をしておく
  • 管理会社に長期部屋を開ける旨の連絡をしておく

また、万が一階下や周囲への漏水があり損害があった場合は、加入中の保険の補償対象となる場合もあります。

オーナー様も入居者さんも加入中の保険が補償になるかどうかを確認してみましょう。

まだまだ寒い日が続いていますので、事前に事故を防ぐためにも出来る限りの対策をしていきたいと思います。

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