今年で64回目の開催となる、「東京高円寺阿波踊り」。
2日間で100万人が訪れる夏の大イベントです。
2023年の今年は、4年振りの開催ということもあり大いに盛り上がっていました!
今回は、高円寺で行われる阿波踊りの歴史や特徴や人気の理由などを紹介していきます。
高円寺の阿波踊りの歴史
高円寺商店街振興組合の行事として1957年にスタートした高円寺の阿波踊り。
阿波踊りは、徳島県徳島市で古くから行われている伝統的な踊りですよね。
当初は、本場の阿波踊りではないことから「高円寺ばか踊り」という名前で始まったそうです。
その後、本格的な阿波踊りの習得や徳島県知事から阿波踊り普及の感謝状を受けるなど地元地域での人気が徐々に高まるように。
1963年には「高円寺阿波踊り」と名称を変更。
地域住民の絆を深める大切な行事として受け継がれてきました。
今や、東京高円寺阿波踊りは、延べ165連・1万人近い踊り手が舞う東京の一大イベントです。
高円寺の阿波踊りの特徴と人気の理由
毎年、8月の最終土日に開催される東京高円寺阿波踊り。
中央線「高円寺」駅を挟んだ南側と北側に8か所の演舞場が特設され街中が熱気に包まれます。
高円寺阿波踊りの振り付け
阿波踊りは、特定の振り付けに従って踊ることが特徴ですよね。
高円寺の阿波踊りは、徳島の本家阿波踊りを忠実に再現しつつ、独自の要素も取り入れています。
連ごとに新しいアイディアやエンターテインメント性も取り入れていて、個性的なパフォーマンスを楽しむことができます。
阿波踊りの素人でも連ごとの踊りの踊りの特徴の違いがわかりやすく、飽きずに見ていられます。
お目当ての連の踊りを毎年楽しみに見に来られる方も大勢いるのもわかりますね。
一体感を楽しめる
高円寺は、カフェや小さなお店が立ち並ぶアットホームな雰囲気が特徴のエリアです。
場所によってはかなり狭いエリアや通りもあります。
そのため、踊り手と観客の距離が近いところもたくさんあります。
間近で迫力ある阿波踊りを見ることが出来るので、とても見ごたえがあり一体感を感じられるのも人気の理由だと思います。
特に、ルック第1、第2演舞場は、近い距離で阿波踊りを楽しめるおすすめの場所です。
高円寺阿波踊りの演舞場の詳しい情報は「東京高円寺阿波おどり振興協会」のHPから確認できます!
まとめ
高円寺の阿波踊りは、徳島の伝統を継承しつつ地域の特色や新しいアイディアを取り入れた素晴らしいイベントです。
これからも長い歴史と伝統を大切にしつつ、新たな魅力を発信していく夏のお祭りとなっていくことと思います。
機会があれば是非、高円寺の阿波踊の魅力を肌で感じてくださいね。