一人暮らしを始める際、地震や台風などの自然災害の対策について準備しておくことも重要です。
今回は、一人でも身を守るためにしておきたい防災対策や必要なグッズについて紹介します。
避難場所を確認しておく
初めて暮らす地域では、いざという時に避難出来る場所を予め確認しておくことが大切です。
賃貸アパートの契約時、ハザードマップの説明が義務付けられており地域特有のリスクと対策についての情報を提供し、お客様がより安心して生活できるようにお手伝いしています。
地域の避難場所の位置やアクセス方法を知っていることで、混乱や迷子になるリスクが低減します。
また、避難所は救援団体や地方自治体によって運営され必要な支援を提供する拠点として機能しています。
避難所に避難していれば、食事、医療、安全な寝床などの基本的なサービスを受けることができ、一人暮らしの人にとっても安心な支援が受けられます。
賃貸の契約時の説明をよく聞き自分が住む地域の避難所や避難経路を把握しておきましょう！
一人暮らし地震対策
家具の固定
一人暮らしの場合、ケガをしたり家具が倒れたことで動けなくなった場合、助けが来てくれるまでに時間がかかることも想定されます。
アパートのお部屋内の重い家具は固定しましょう。
例えば、本棚、テレビ、キャビネットなどが転倒する危険があります。
- 耐震ポール
- 耐震ストッパー
- 耐震マット
賃貸アパートでは壁に穴を空けたりネジを差し込んだりすることは出来ないので、耐震ポールや耐震マットを組み合わせたりして工夫してみましょう。
重い物はできるだけ下の段に置き、軽い物は上に配置するようにします。
これによって、地震時に転倒や落下のリスクを軽減できます。
地震時の行動
地震が発生した場合の基本的な安全行動「ドロップ、カバー、ホールドオン」の原則を知っておきましょう。
- ドロップ（姿勢低くする）
揺れを感じたら、姿勢を低くしたりしゃがんだりして重心を低くします。
揺れによる転倒をしないようにしましょう！
- カバー（頭や体を守る）
上から落ちてくる物や倒れてくる物から体を守ります。
特に頭のカバーが大事です！
- ホールドオン（待つ）
次にどう行動するか考えながら地震の揺れが収まるのを待ちます。
一人暮らしの備蓄や防災グッズの備え
災害時に慌てないためには、普段から必要最低限の準備だけでもしておくことが大切ですよね。
先ず、必要な防災グッズを揃えるためにリストを作って自分に必要な物を用意してみましょう。
非常食や飲料水の備蓄
- 缶詰やレトルト食品
- 保存期間が長い乾燥食品
- ビスケットやクラッカー
- 保存水や野菜ジュース
食料の備蓄に関しては、最低3日分程度は用意しておきましょう。
長期保存が可能な缶詰やクッキー、そのまま食べられる缶詰、栄養補助食品などを普段から備蓄しておけば安心。
今は、美味しい非常食がたくさんあります！
賞味期限切れの物を入れ替えする際も普通の食事として消費できるのがいいですね。
飲料水に関しては、一人1日に３リットルの水が必要と東京防災のHPにも記載があります。
保存水でなくても、普段からいつも飲むお水を多めに買っておき、2～３日分程度（500mlのボトル12本～18本）を用意しておきましょう。
防災時に冷蔵庫が使えないことも想定して、大きなペットボトルよりは500mlくらいの小さ目のボトルなら１度開封しても悪くなる前に使いきれるのでおすすめ。
ペットを飼育している場合は、ペット用の食料も備蓄しておくと安心ですね！
一人暮らしの防災グッズ
災害時、近くに家族がいないととても心細いですよね。
そんな一人暮らしでもあったら心強い防災グッズを挙げてみました。
- モバイルバッテリー
- 懐中電灯や電池式ランタン
- 乾電池
- 応急手当用具
- 簡易トイレ
- リュック（避難する際のもの）
- ポリ袋
- テッシュやトイレットペーパー、生理用品
- 現金（小銭も含めて）
これらのアイテムは、災害時に役立つものばかりです。
また、キャッシュレス時代のため普段現金を使うことが少なくなりましたが、災害時にはATMやバーコード、カード決済ができないことも考えられます。
現金は、1,000円札と小銭（500円や100円）を準備しておくと安心です。
（非常時に1万円札だとおつりが用意できない可能性や嫌がられる可能性も）
一概には言えませんが、インフラが復旧するまで、数万円程度あればとりあえずは安心なのではないでしょうか。
100円ショップなどに売っているコインケースに小銭を用意しておくといですね。
その他費用なグッズは東京防災のページを参考にしてみてくだいね！
まとめ
安心して一人暮らしをするためには、防災対策や備蓄も欠かせません。
特別なものではなく、すぐに調達できる物ばかりです。
災害に備え、普段から準備しておきましょう！
