こんにちは！アパートの管理会社IKIのブログにお越しいただき、ありがとうございます。
アパートを管理していると、毎日様々なご相談を受けます。
中には、ネズミが天井を走っている…というご連絡も。
今回は、弊社スタッフのネズミ対策奮闘記です。
ネズミ駆除の対策方法
ネズミは、健康被害を引き起こしたり、配管や家屋の損壊を引き起こしたりすることもあるので、「ネズミがアパートに出た！」
と聞けば、早めの対策が必要です。
昔ながらのネズミ用の罠を使って捕獲する方法もありますが、ネズミも賢い生き物。
そう簡単にはかかりません…
ということで、弊社スタッフVSネズミの一進一退の攻防が繰り広げられることに。
弊社のネズミ駆除は、以下の方法で対策しています。
お部屋の環境整備
ネズミは、食べ物が豊富な場所に集まります。
先ず、アパートの入居者の方へ食べ物の残り物やゴミを放置しないようお願いをします。
定期的な清掃や整理整頓もネズミの侵入を防ぐのに役立ちます。
侵入経路を防ぐ
アパートの部屋の中と建物の外側を点検してネズミが入り込める隙間や穴を埋めるなどの作業を行います。
ネズミは、ちょっとの穴や隙間を見つけて侵入してきます。
ネズミは、500円玉位の大きさがあれば出入り自由なんです！
建物の基礎の風窓（格子状の風を通す窓）
建物の基礎の風窓があれば、網を取り付けます。
ホームセンターなどで購入した網を風窓の大きさに合わせて切ったものをはめ込みます。
風窓の網が劣化して取れてしまっていてたことも…これではネズミ達も楽勝です。
他にも、雨戸の戸袋、シャッターの隙間、壁の割れ目、基礎の隙間、エアコン配管から入ることもありますので、建物の外側部分もくまなく点検します。
水道管
キッチンのシンクの下の隙間や水道管などがネズミにかじられて侵入されている場合もあります。
ネズミってなんでもかじってしまうんですね…
ネズミが物をかじる習性は、常に成長する歯を削るためなのだとか。
また巣作りやエサ集めのための生存本能ともいわれています。
弊社の対策としては、
- パテや網で隙間を塞ぐ
- 管を防鼠ビニルテープで保護
などをしています。
防鼠ビニルテープは、ネズミが嫌うトウガラシエキス入りカプセルを含んでいるので、一定の効果が期待できます。
ブレーカーの隙間
ブレーカーに隙間があるとそこからネズミが侵入してくることも。
ネズミは寒さに弱いため、電線や配線が通っている温かい場所であるブレーカー周辺は、侵入する部分としては多いケース。
ネズミが電気ケーブルまでかじってしまったり感電死している場合もあるのでやっかいです。
ネズミの死体とご対面！とならないよう今回はパテでしっかりと穴を塞ぎました。
また停電や火災などにならないよう、特に築年数古いアパートでは念入りな対策を講じています。
餌や罠の設置
また、ネズミ駆除専用の餌や罠を設置することで、ネズミを寄せ付けないまたは捕獲することができます。
弊社のよく使う方法は、毒餌の設置です。
ネズミの好物のひまわりの種にネズミ駆除用の薬剤を長年の勘で、絶妙にブレンド。
ネズミ達が通りそうな場所に置いておきます。
時々、餌の減り具合の様子をみて、食べている形跡があれば、OK。
しばらくするとネズミが出なくなる場合が多いです。
専門業者に依頼する
弊社ではできる限りの対策をしますが、それでも改善しない場合は専門業者に依頼します。
例えばネズミを駆除するためのエサ薬剤を使用することもありますが、ペットにも害を及ぼすことがあります。
そんなペットを飼っているようなお部屋の場合には、専門業者に依頼することが望ましいことも。
ネズミ駆除には、専門的な知識や技術が必要な場合が多いため、費用はかかりますが業者に依頼することも選択肢の一つです。
ネズミ駆除の効果は？
ネズミも駆除の効果は、やればそれなりの効果が出ています。
また、最近ではより人に優しい方法も開発されています。
例えば、
- 電子ショックを与えるトラップ
- ハーブやスパイスの香りでネズミを嫌がらせる方法
などもあります。
ペパーミントやニームオイルの香りはネズミにとって嫌な匂いだそうなので、予防として入居者さんでもすぐに取り入れられる方法なのでおすすめです。
今回は、弊社のアパートのネズミ駆除方法をいくつか挙げましたが、これらの方法の中でも、環境整備が最も重要であり、一定の効果が期待できます。
基本的な事ですが、屋内・屋外共に衛生にしておく事が1番の予防となります。
それには弊社のアパート共用部分やごみ置き場の清掃等の日頃の管理もさることながらアパートの入居者さんのご協力も不可欠です。
まとめ
ネズミ駆除にはさまざまな方法があり弊社スタッフもその方法や効果については模索、検証中です。
またアパートの状況や入居者さんの生活環境を考慮して適切な方法を選択するように心がけています！
